この記事では
- これからGitを使ってみたい
- Gitの基本的な操作を知りたい
という人に向けて、Gitの始め方を画像多めで分かりやすく解説します。
この記事を読めばGitの始め方はもちろん、Gitの基本的な
- レポジトリ
- ステージ、コミット
- チェックアウト
の意味と実際の操作方法をマスターすることができます。
「Gitって?何ができるの?」
という人は、別記事の【初心者向け】GitHubって何ができるの?GitとGitHubの違いを分かりやすくまとめてみたが参考になるのでチェックしてみてください。

それでは始めましょう!
目次
Gitの始め方・登録方法を分かりやすく解説!Gitを簡単に使えるSourceTreeが便利
Gitを使うためのツールとして「SourceTree」というものがあります。
SourceTreeはグラフィカルな画面で直感的に操作することができ、とても便利です。
SourceTreeの特徴はこんな感じ。
・Windows/Macのどちらにも対応
・日本語対応
・無料で使える
・GitHubと連携可能
今回は僕がMacユーザなので、MacでのSourceTreeの始め方を解説していきます。
ただWindowsでもさほど差はないかと思いますので、ご参考にしてみてください。
- STEP.1SourceTreeの公式サイトにアクセス
- STEP.2規約に同意してダウンロードをクリック
- STEP.3ダウンロードしたZipファイルを解凍
- STEP.4解凍したappファイルを実行
※Macで“Sourcetree.app”は、App Storeからダウンロードされたものでないため開けません。
というエラーが出た場合は、apple公式ページのこちらの情報が参考になります。
MacでAppを安全に開く - STEP.5SourceTreeの画面で初期設定を行う
- STEP.6SourceTreeの設定完了
「SourceTreeはインストールできた!さぁ、何すればいい?笑」
そういう人は「レポジトリ」を作るところから始めてみましょう!
SourceTreeでGitのレポジトリの作成方法
これからGitを使って作業をしていくときに
「過去の状態に戻したいな〜。」
というときは、このリポジトリからデータがひっぱってこられます。
またレポジトリでは
- プログラム
- エクセル、ワード
- 画像
などのファイルも管理することができて便利です!
それでは、レポジトリの作り方を説明します。
- STEP.1SourceTreeの新規からローカルリポジトリを作成をクリック
- STEP.2保存先のパスを入力レポジトリを作りたいフォルダを選択してください。
- STEP.3そのフォルダに新しくテキストファイルを作るなんでもいいので、適当にテキストファイルを作って文章を入力しておきましょう。
- STEP.4SourceTreeにリポジトリを作ったフォルダが表示されていることを確認して、そのフォルダをダブルクリックこれでリポジトリが完成です!
これでレポジトリができました。
意外と簡単でしょ?
次にレポジトリの中にあるファイルの変更履歴を記録するための作業をします。
変更履歴を記録する流れはこの通り。
②ステージする
③コミットする
「ステージ?コミット?訳分かんねぇえええ!」
発狂しないでください。簡単ですので、マスターしていきましょう!
SourceTreeでGitの基本的な使い方を徹底解説!
先ほど出てきた「ステージ」と「コミット」は、このようなイメージだと思ってください。
・コミット:変更を確定して記録する
え?分かんない?
それでは実際の流れを画像で見ていきましょう!
SourceTreeでGitのステージ・コミットの方法
- STEP.1画像のように「ステージングを分割して表示」をクリックSourceTreeの初期状態ではステージングエリアが表示されていないので、表示されるようにしましょう。
- STEP.2ステージしたいファイルにチェックを入れる
- STEP.3コミットログを残して、コミットボタンをクリックその修正がどんな目的なのか、コミットログを残すようにしましょう。
そのほうが後から見たときに分かりやすいです。 - STEP.4履歴を選択して、コミットログがあることを確認
これであなたが作業したファイルはコミットされて記録されました。
意外と簡単でしょう?
これから作業するときは
- キリがいいところまで作業して
- そのファイルをステージして
- コミットする
ということを繰り返すことで、そのファイルの修正履歴が残っていきます。
SourceTreeでGitの差分を見る方法
先ほどのファイルを編集・ステージ・コミットを繰り返すと、こちらの画像のようにログが貯まっていきます。

どこを変更したのかの差分は画像右下で簡単に分かることができ、とても便利ですね!
またコミットをすることで
- いつ変更したか?
- 誰が変更したか?
- どの部分を変更したか?
は自動的に記録されていきます。
しかし「なぜ変更したか?」は記録されないので、コミットログはその都度残すようにしてくださいね。
「じゃあ、ファイルを過去の状態に戻したい場合はどうすれば?」
そういうときは「チェックアウト」をしてみましょう!
SourceTreeでGitのチェックアウトをして、過去の状態に戻す方法
チェックアウトをすると、過去の指定した状態にかんたんに戻すことができます。
イメージとしてはこんな感じ!

それでは、チェックアウトの方法を見ていきましょう。
- STEP.1今のファイルとコミットログの状態
- STEP.2戻したいログの状態をダブルクリックここでは新規作成の状態に戻します。
- STEP.3確認OKボタンをクリック
- STEP.4ファイルとログ確認して、過去の状態に戻っていることを確認
チェックアウトをすることで、簡単に過去の状態のに戻せることが分かったかと思います。
ちなみに過去の状態でコミットしたい場合は
- チェックアウトして過去の状態に戻す
- ステージする
- コミットする
という作業をすることで、過去の状態でコミットすることができます。
また最新の状態に戻したいときは、コミットログの1番上のログをダブルクリックすることで、最新の状態に戻ります。
まとめ
お疲れ様でした。最後にまとめておきます。
・リポジトリ:変更履歴を記録して保存する倉庫みたいなもの
・ステージ:変更履歴を記録するファイルを選ぶ
・コミット:変更を確定して記録する
・チェックアウト:過去の状態を指定して、その状態に戻す
次の記事では
- GitHubを始める方法
- GitHubとSourceTreeを連携させる方法
を解説していますので、別記事のGithubアカウント作成とSourceTreeと連携する方法を初心者向けに解説!をチェックしてみてください。

コメントを残す