パレートの法則をわかりやすく解説!日常・勉強・仕事の例と活用方法をご紹介!

パレートの法則をわかりやすく解説!日常・勉強・仕事の例と活用方法をご紹介!

会社で上司に「パレートの法則」も知らないの?
って言われたんだけど、どういう意味?

パレートの法則は「20:80の法則」や「2:8(ニハチ)の法則」という言葉でも出てくるね。

よく営業やマーケティングとかで使われる言葉だね!

今回はこの「パレートの法則」の意味をわかりやすくご解説します。

「パレートの法則」は営業やマーケティングだけではなく、日常・勉強・仕事などでも使うことができます。

「パレートの法則」を知っておくと

「パレートの法則」を知るメリット
・人間関係が楽になる
・仕事や勉強のストレスが減る
・完璧主義を目指さなくなる
・やる気が出る

などの良いことがたくさんあります。

ぜひお付き合いくださいませ(^^)

「パレートの法則」の意味をわかりやすく解説!

「パレートの法則」はイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートによって提唱されました。

「パレートの法則」の意味は

「パレートの法則」の意味
結果の80%は、20%の要素によってもたらされる

となります。

うーん、いまいち分からない…

そうだね、よく出てくる例を見てみよう!

「パレートの法則」でよく出てくる例はこんなものがあります。

「パレートの法則」の例
・売上の8割は、2割のお客さんで生み出している

・会社の利益の8割は、2割の従業員で生み出している

・故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある

・仕事の成果の8割は、勤務時間全体の2割の時間で生み出している

・住民税の8割は、全住民のうち2割の富裕層が担っている

・EXCEL利用者の8割は、2割の機能しか使っていない

・WEBサイトの全体アクセスの8割は、2割の記事で集めている

例から分かることは「物事のほとんどの結果は、ある一部分の要素で成り立っている」ということです。

この「パレートの法則」の考え方を日常・勉強・仕事で応用すると、人生がいろいろと楽になります(^^)

「パレートの法則」の日常・勉強・仕事の例と活用する方法

それでは、この「パレートの法則」を日常・勉強・仕事で活用する方法をご紹介したいと思います。

「パレートの法則」の例と活用法1:完璧主義を目指さず、効率良くできる

あなたは仕事や勉強、家事などにおいて、すべてのことを完璧にしようとしていませんか?

「完璧主義」というのは、実はものすごく効率が悪いことなんです。

「パレートの法則」に当てはめると

「パレートの法則」と「完璧主義」について
仕事や勉強、家事などの8割は、2割の時間で出来る

残りの2割の部分をやろうとすると、8割の時間が必要となる

ということになります。

このことから完璧主義を目指すより、80点をたくさんとったほうが効率は良くなりますよね。

時間は限られているので、細かい部分まで完璧にやろうとするのではなく、80%を目指して仕事や勉強、家事を頑張るようにしましょう!

「パレートの法則」の例と活用法2:人間関係が楽になる

「パレートの法則」から派生した法則で「2:6:2の法則」というものがあります。

この「2:6:2の法則」の例は

「2:6:2の法則」とは?
・2割の社員は優秀
・6割の社員は普通
・2割の社員はサボり気味

というものです。

世の中不思議なもので、どれほど優秀な社員を集めても、このようなバランスになってしまいます(^^;)

この「2:6:2の法則」を人間関係に当てはめると

「2:6:2の法則」とは?
・2割の人は、ものすごく仲が良い
・6割の人は普通
・2割の人は、ものすごく仲が悪い

ということになります。

つまり「すべての人から好かれるなんて無理」ということが分かります。

だから

・誰からも嫌われたくない
・誰からも好かれない

など思って、本当の自分が出せないなんて、もったいないことはしなくていいんです。

世の中は「2:6:2の法則」のバランスになっているので、「別に嫌われてもいいや」くらいの気持ちで生きたほうが楽なのかなと(^^)

その一方で、そんな自然体なあなたを好いてくれる2割の人もいますので、その人たちを大切にしたほうが良いですよね!

「パレートの法則」の例と活用法3:2割に入り続けることが大切

「パレートの法則」は「80:20の法則」とご紹介してきました。

実はこの「20%」の中でも、さらに「80:20の法則」があります。

例えば「自分でビジネスを始めたい」と思っている人が100人いたとしましょう(^^)

「20%」の中の「80:20の法則」
・20人は行動に移し、80人は言うだけでなにもしない
・その20人の中の2割である4人は、ものすごく頑張り報酬も上がった

このように行動に移すだけで全体の「2割」に入れますが、その「2割」の中でも、さらに「2割」に入ることが大切となります。

実際に日本で年収が1,000万円以上超えている人は、5%前後と言われています。

先ほどの「2割」の中の「2割」に近い数字が出ていますよね!

完璧主義を目指す必要はありませんが、人よりも努力をして「2割」の中の「2割」に入ることが、仕事や勉強で成功したければ大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後に今回ご紹介した「パレートの法則」の活用例をまとめてみます。

「パレートの法則」の活用法
・結果の8割は2割の労力で出来るので、完璧主義は目指さない
 80点をたくさんとるほうが効率が良い

・「2:6:2の法則」からすべての人に好かれるのは無理
 嫌われるのは仕方ないから、好いてくれる人を大切にすること

・「2割」の中の「2割」に入り続けることで、仕事や勉強で成功できる

この「パレートの法則」を日常の人間関係や仕事、勉強で思い出してみてくださいね。

それでは、お疲れ様でした(^^)