今から4年前、僕が学生時代のとき路上で靴磨きをしていました。
昔は路上で靴磨きをしている人は多かったと聞きますが、最近はものすごく減っていますね(^^;)
この記事では、僕の体験談を元に路上で靴磨きをしていた頃のリアルなお話をしたいと思います。
ぜひお付き合いくださいませ(^^)
目次
そもそも、なぜ路上で靴磨きなのか?
この時代、副業はたくさんあります。
それこそWEBを使えば、クラウドソーシングでライターをやったりなど、もう少し楽に稼げますよね。
そんな時代で、なぜ「靴磨き」を選んだのか。
それは
・度胸をつけたかったから
・コミュニケーション力をつけたかったから
という理由があったからです。
僕は「自分で稼ぐ力をつける」ということを目標にしています。
そのためにも商売の経験をすることが大切だなと思いました。
そして人と関わる商売をすることも大切だと思っていて、結局なにかしらの商品やサービスを買うのは人ですしね。
また尊敬する経営者の方に勧められたのも理由です(^^)
とにかく、そんなに考えず「やってみよう!」という気持ちで始めました。
ちなみに靴磨きは学生だったので革靴を履く経験もなく、そんなにやったことはありませんでした(^^;)
路上で靴磨きを始めた頃のエピソード
僕が靴磨きを始めたのは暑い夏でした。
その日は大雨が降っていて、とても靴磨きどころじゃありませんでした。
(なんでそんな日を選んだんだろう…)
段ボールに
「靴磨きします!」
みたいなフレーズを書いて、キャッチをしていましたが、当然誰1人として靴磨きはさせてくれません。
結局、その日は1人も靴磨きをすることはできませんでした(泣)
路上で靴磨きの戦略を考えてみた!
前回の靴磨きを反省して、「どうすれば路上で靴磨きをして稼ぐことができるのか?」を考えてみました。
そこで考えたことはこんなこと。
・看板を段ボールじゃなくて、黒板にしてオシャレにする
・お客さんへの声かけを工夫する
まずは服装を靴磨き職人っぽくしてみました。
具体的にはエプロンをして、自分も革靴を履くようにしました。
(自分が履いてないと説得力がないかなと…)
そして、看板を段ボールじゃなくて100均などで売っているおしゃれな黒板を使うことにしました。
実際の写真はこちら!
なんか靴磨きができるっぽくないですか?
路上で靴磨きをするにあたって、用意したものはこちらです。
・クロス
・クリーナー
・ワックス
・グローブクロス
・シューツリー
・黒板
・チョーク
・椅子
・スリッパ
靴磨きに必要な道具と、路上で靴磨きをするために椅子、スリッパなどを用意しています。
またお客さんへの声かけも工夫しました。
「すみません!靴磨きさせてくれませんか?」
こんな声かけだと、なかなかお客さんは振り向いてくれません。
忙しい人が多いですし、知らない他人にそんな声かけをしても無視されるのがほとんどでしょう。
そこで、お客さんに面白がってもらう必要があるなと考えました。
具体的には
「あの!今夢があって靴磨きしています!10分お時間くれませんか?」
ちょっと興味が湧きませんか?
(聞く人によっては怖いと思うかもしれませんがw)
この言い方をすると「靴磨きというサービス」を売っているのではなく「自分の夢に協力してもらう」というスタンスに変わります。
そもそも僕は靴磨き職人というわけではありません。
だから、あくまで靴磨きを売るのではなく、自分の想いに協力してもらうことが大切だなと、このとき感じました。
これらの戦略の結果、徐々にですが靴磨きをさせてくれるお客さんが増えていきました(^^)
このときの収益は1日3,000円くらいだったと思います。
路上で靴磨きの料金はどうした?
「路上靴磨きの料金をどうしたのか?」ということは気になる人が多いのではないでしょうか?
このとき料金は
「代金はお気持ちで」
ということにしていました。
理由は靴磨きの技術がそこまであるわけでもありませんし、お金を稼ぐ以上に「街中の路上でなにか商売をしてみる」という経験のほうが大切だと思っていました。
ただ、実際は優しいお客さんが多く500円や1,000円、中には5,000円くらい支払ってくれたお客さんもいらっしゃいました。
あのとき靴磨きをさせて頂いた、お客さんは本当に感謝しています。
路上靴磨きの時間帯と場所選びはどうした?
路上で靴磨きをする上で「時間帯」と「場所選び」は大切です。
まず靴磨きをする「時間帯」ですが、いろいろと試してみました。
結論から言いますと、朝よりも夜のほうが靴磨きさせてくれるお客さんが多かったです。
その理由は「朝は通勤で忙しいから」だと思います。
その一方で夜は仕事終わりや飲み会終わりなどで、時間に余裕がある人が多かったです。
特に飲み会終わりの人は気分も良くなっているので、快くOKしてくれる人が多かったですね(^^)
次に靴磨きをする「場所」ですね。
路上で靴磨きをしてみるとわかりますが、待っていてもお客さんはなかなか来てくれません…。
なので自分からお客さんに声をかける必要があり、そのためにはお客さんに立ち止まってもらう必要があります。
街中でお客さんが立ち止まっている場所があるのですが、どこだかわかりますか?(^^)
答えは「喫煙所」です!
喫煙所はサラリーマンで革靴を履いている人も多いですし、タバコを吸っているときは立ち止まりますよね。
というわけで喫煙所の横に靴磨きスペースを設置しました。
そのときの写真はこちら!
この靴磨きスペースのすぐ横に喫煙所があります。
この「時間帯」と「場所選び」の戦略は結果的にものすごく成功しました。
路上靴磨きの最終結果は?
最終結果の前に、今までの路上靴磨きの戦略をおさらいしておきます。
・黒板などを使っておしゃれにする
・お客さんへの声かけを工夫する
・時間帯を夜にする
・場所を喫煙所の横にする
結果としては4時間で10,000円稼ぐところまで達成しました!
靴磨きをさせて頂いた人数は15人ほどでしたね。
1人あたりの靴磨きをする時間は10分でしたので、150分は靴磨きをして、残りの90分はお客さんへの声かけということになります。
路上靴磨きを通して得たことは?
路上靴磨きの経験を通して得たことはたくさんあります。
・知らない人でも意外と協力してくれる
・時間帯と場所は大切
・お客さんに面白がってもらう工夫が必要
この経験で得たことは、これから先いろんなビジネスで重宝しそうな経験だと思っています。
街中でいろんな人にジロジロと見られて恥ずかしい気持ちは、もちろんあります。
その中で勇気を出してやることで、これから先なにをやるにしても怖くないという度胸をつけることもできます。
路上靴磨きに興味がある人はぜひやってみてくださいね!
また現在はクラウドソーシングなどでライターをやって月5万円以上稼いでいます。
具体的な方法や体験談は別記事の「副業のクラウドソーシングでライターとして月5万円以上稼ぐまでにやったこと!」に書いていますので、チェックしてみてくださいね♪
副業のクラウドソーシングでライターとして月5万円以上稼ぐ秘訣それでは、お疲れ様でした(^^)